解決案

9/14
前へ
/1408ページ
次へ
また、翌日 零のお腹の傷は完治していた。 ソラ「それじゃあ、母さんに会いに行こう」 ということで、ソラは零を連れて、サンブック国の中心街に来ていた。 中心街は、近未来のような建物と古い建物が共存する違和感のある街だ。 道中、零は痛ましい場面を目にする。 「早く歩けぇ!」 パァアンッ 「ッ、ごめんなさい……」 高級品を身につけている太った男が、鞭で人を叩いていたのだ。 叩かれている人には、足首に足枷が嵌められており、重そうな鉄球と鎖で繋がれていた。 その人をよく見ると、頭の上辺りに動物のような耳が付いていて、腰には尻尾のような物も付いている。
/1408ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加