9人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
「きっとハナくんがいい子だって気づいてくれる人がいるわよ。
私たちみたいにね!
最初は怖い子かな、とか思ってたけどむしろ逆だったし」
って言いながら豪快に笑う高橋さんと部署のみんなはとても良い人達で僕は大好きだ。
「・・・僕は皆さんと働けて幸せです」
そう僕が本音を言うと高橋さんをはじめ、周りの人達が一瞬固まった。
え、なに。
変なこと言ったかな・・。
もしかして怒らせるようなことを
「あ、あのごめんなさ――――」
「きゃあああ!!
なんてかわいいの!
ハナくんかわいすぎ!」
固まっていた高橋さんが僕の言葉を遮るように突然叫びながら抱き着いてきた。
周りの人もちょっと騒いでる。
え、ほんとになに?
それに高橋さん、抱き着いてくるから必然的にだめなものが当たってます・・。
最初のコメントを投稿しよう!