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悔しいけど、篠田先生と翔琉ならお似合いだ。
写真部の顧問であり私のクラスを担任する、学園一の美人教師・篠田沙穂里先生。
しかも彼女は家庭科の教師で、女子力の高い家事も抜群にできる。
生徒である私たちへの接し方も柔らかく、男女問わずみんなが彼女の事を好いていた。
「俺のファン……ってさぁ。
お前らは生徒で俺らは教師。
教師の事情に首を突っ込まなくていいの、お前らは!」
そう言って翔琉は、私のおでこをパチンと指で弾く。
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