第1章

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紅蓮は普段、猫程の大きさに化け俺の後を何処に行くにもついて来る 「連太郎、おはよう」 「おはよう」 「お前、朝から暗いぞ?」 コイツはクラスメートの牧田 聡 中学まで俺は東京で暮らしていた 父親から引き離され、祖父の家で…… 「もうすぐ満開だな」 牧田の言葉に見上げると、桜の花が咲き始めていた 「そう…だな」 マズイ… 「どうした?連太郎?」 ドサッ… 「え!ちょっ連太郎!連太郎!」 俺は、人には見えないモノが見える
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