13138人が本棚に入れています
本棚に追加
/442ページ
それに。
「別にわからなくても大した問題じゃない。
これからは考え方を変えます」
そうだ。
なにをしようとしていたんだ。
せっかく、桐島以外の相手ができたんだ。
楽しもう。
「ペナルティを受けようが関係ない」
どうせ、たかが指を折られるくらいだ。
「時間も限られていることですし。そろそろ前置きは終わりにしましょう」
その余裕の表情を壊してやる。
「覚悟、してくださいね」
微笑み返す。
さあ。
恐怖を知れ。
最初のコメントを投稿しよう!