第3章 江山藍都 2

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それに。 「別にわからなくても大した問題じゃない。 これからは考え方を変えます」 そうだ。 なにをしようとしていたんだ。 せっかく、桐島以外の相手ができたんだ。 楽しもう。 「ペナルティを受けようが関係ない」 どうせ、たかが指を折られるくらいだ。 「時間も限られていることですし。そろそろ前置きは終わりにしましょう」 その余裕の表情を壊してやる。 「覚悟、してくださいね」 微笑み返す。 さあ。 恐怖を知れ。
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