第1章 禁断の香り
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「……そう、何度もね」 そっと手を伸ばし 生徒の頬を両手で包み込むと 「うるさい。黙れっ……」 まさか 校舎の屋上で――。 「ンッ……」 お許しが出るまで 唇の小さな傷跡に 何度も何度も舌を這わせ続けた。
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