第1章 禁断の香り
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マンションから学校まで 車で5分。 『着いたよ。どこだ?』 1:05 既読 真っ暗闇の校舎。 無我夢中で階段を昇るも。 「……え?」 屋上へ続く扉は しっかり施錠されたまま。 『今日は帰るよ』 1:08 既読 『先生、明日また学校で』 くそ――。
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