第1章

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 志田さんのコーヒー?  それに…  「色々が気になりますけど、噂って何ですか?」  「それは確信がないと話せないかな。特にこれからの生活に関わっちゃうからね。とりあえず今日はお互い面識をもてたってことで良しとしない?」  これ以上しつこく聞いても答えてくれないだろうな。  神田さんの目が一瞬…怖くなった。  話の切り上げ時だな。  「わか…りました。そのうち…話してもらえると思ってて良いんですよね?」  これには2人ともしっかりと頷いてくれた。    「それじゃあ…あの…ズボンの件は…どうしたら良いですか?」  これを放っておくわけには行かないだろ。  「秋良が洗っといてくれるから別に良いよ?もしかしてずっと気にしてたの?わざとじゃないんだから仕方ないって言ったのに。」  なんだか笑って流されたけどホントに良いのか?  志田さんをちらっと見ると特に気にしている感じはしない…多分。
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