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「あの…それじゃあ…これ以上長居するのも迷惑かと思いますんで、失礼します。」
話してくれないならココにいても仕方がないし、何より落ち着かない。
「秋良は迷惑?もう帰した方が良い?」
なんでそこで志田さんに確認を?
…あっ!ここ志田さんちだ!
神田さんが自分ちみたいにくつろいでるからすっかり忘れてた。
「迷惑ではないし、居たいなら居れば良い。」
へ?
「だってさ。もうちょっとゆっくりしていきなよ。お昼ご飯も食べたし晩御飯くらい食べて行けば良いよ。」
いや、今の流れはさっさと帰れよって言うとこじゃないのか?
しかもお昼食べた後に晩飯の話とか胸焼けしそう。
突っ込みどころがありすぎてどうでもよくなって来ちゃったな…
「あっ。それとも朝田が迷惑だとか?秋良の部屋が居心地悪いとか?」
なに言ってんだこの人!?
あぁ!ほらなんかまた志田さんが悲しそうな顔してるし!
「迷惑だなんてそんな…!じゃあ、もう少し、ゆっくりさせてもらいます…。」
ソファに座り直すと志田さんがコーヒーのおかわりをくれた。
この人達がなに考えてんのかホントさっぱりだよ…チクショー…
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