第2章

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 ピピピピ…ピピピピ…ピピピピ…バシッ!  「ちょっと!さっきから煩い!早く起きなさい!」  せっかく気持ち良く寝てたのに…  布団をはぎ取られて仕方なく起きるとそこには鬼が立っていた。  「昨日ちゃんと学校行くって約束したんじゃなかった!?それともまたお説教くらいたいの!?」  間違った。  鬼じゃなくてこれは鬼神だ。  「今…起きようと思ったとこだよっ。ふぁ~っ!」  しぶしぶ体を起こして身支度を始めたらげんこつが飛んできた。  「いってぇ!何すんだよ!?」  「30分前からずっと鳴ってたんだから!さっさと行きなさい!」  制服を着たところで外に追い出された。  クッソ…  朝から気分最悪だ…  しょうがない、学校行くか…
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