第2章

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 ダメだ。  テンションだだ下がりだ…  もう今日帰ろっかな…  「まぁまぁ。男だらけで修学旅行になんなくて良かったんじゃない?それよりさ。その様子だとシンちゃん一日研修の希望出してないんじゃない?」  「あぁ…今日中だったな。」  うだうだしててもしょうがないか。  いつもなら机の中にプリントがつっこまれてるはず。  中身全部だして確認するけど見当たらない。  あとカミソリの刃が6枚も出てきた。  誰だよこんなちゃっちぃ事するヤツ…  「シンちゃんプリントあったぁ?」  目の前でのんきに菓子食ってる慧に無性にイラッときたから一発殴らせろ。  「みあたんねぇな。後で射場ちゃんに貰いに行くわ。ついでに書いてくるから昼休みにすっかな。」  マジで今日やる気でねぇわ。  「あっ!じゃさ、俺と同じトコにしようぜ!いつものゲーセンが項目にあったからそれにしたんだよ俺。欠席するとか言わねぇよな?」  「あぁ…休まねぇよ。」  欠席できるモンならしたいが普段サボってる分こういうの出とかねぇと、進級できなくなっちまうからな。  いつも行ってるゲーセンなら気も楽か。  念のためほかの項目もチェックしてから決めるけどな。
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