紅茶はアップルティー派

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「話はどこからで聞いてたの?」 長い間無言が続きレナさんが口を開いた 「最初からです…すみません…盗み聞き何かしてしまって」 「ううん、大丈夫だよミオちゃんだって全くの無関係じゃないんだから」 そう言った後また無言が続いた 「ミオちゃんはさ、私がキオさんの隣を歩いてたり一緒にいたら嫌かな?」 その質問に対して私は少し考えた 「いえ、嫌じゃないですよ私はレナさんとキオ兄を応援しますから」 その言葉に嘘は無い だけど…胸が少し痛んだ 「そっか~よかったありがとうねミオちゃん!私きっとキオさんを幸せにして見せるから!」 幸せにする方なんだね… 「でも、ミオちゃんは私何かに遠慮しないでキオさんといろんなことして良いからね!他の女の人がキオさんといるのは許せないけどミオちゃんなら大歓迎だよ!それに私は家も遠いからね…」 最後のところが妙に引っ掛かった 「レナさんがギルド[鬼の仮面]に来たらどうですか?寮の部屋も余ってましたし」 まあ、ギルド員がキオ兄と私だけしかいないだけなんだけどね…
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