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(どうせ無料だから色々楽しんでおくぞ!)
初政府専用機フライトをエンジョイしようと太郎が心に決めた矢先。
「太郎くん、俺と共に甘酸っぱい禁断の赤い実(=イチゴ)の味を楽しもう!」
「匠さん!?俺自分でやりますから・・・むぐぐっ」
「この野下匠、太郎くんの行くところならどこへでも共に参る!」
「近い近い、距離近いから!」
その後も。
「太郎くん、おやつにプロテインシェイクはどうだい?」
「夕食のステーキ御膳を持ってきたぞ!」
「デザートのフルーツとチョコ盛り合わせとケーキだ」
「一緒にシャワーを浴びないか?」
「ベッドメイキングをしておいたぞ」
「ついでに添い寝も」
気配りが細かすぎて最早迷惑の域に突入している自称太郎専属フライトアテンダント、匠のおかげで。
「いぃやぁぁだあぁぁぁぁっ!もう放っておいてくれ匠さぁぁーーん!!」
太郎は一睡も出来なかった上に食べ物を限界まで詰め込まれ4ページ前の状態まで追い込まれたというわけである。
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