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地味に燻っている自分に
……イライラ
こんなことなら
もっと激しく爆発しておけばよかった
鞄から
お弁当箱を出して
三角コーナーへ……ゴソッ
暗く夕飯を作り
暗くタクミのお皿にラップをかけ
暗くさみしい夕飯タイムが始まる
…………ふぅ～
お茶を一口飲み
お皿の上を見て……
…………欲しくない
空腹なハズなの
自分のお皿にもラップして……冷蔵庫
早くこの状態から抜け出さなきゃ
タクミが帰る前までには
元気を取り戻そう
……と、のんびりお風呂に入ってたら
ドカドカドカ…………足音が通りすぎる
あれ？もうそんな時間？
……とか思ってる間に
ドカドカドカ……足音が近づいて
お風呂場の扉が
グワァーーーと全開になり
「ただいま」
……いきなり開けないでよ
「お、おかえり……
すぐ出るから
ゴハン、チンしててよ……」
グワーーンと勢いよく閉めて消えていった
何？
機嫌悪いの？
慌てて着替えてキッチンに行くと
ﾋﾟｯ……ｳｨ～～ﾝ
電子レンジの唸り声
ｺﾄﾝ……
ｺﾄﾝ……
「早くしろ」
すごく怖い顔で私を見る
「……えっと…………」
テーブルに
「…………？！」
私のお皿が並べられていた
「千鶴……何があったんだ？」
……三角コーナーを指差す
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