27

20/23
前へ
/1074ページ
次へ
「千鶴…… もっと求めてよ……」 タクミがゆっくりと 私の上に重なり 「……千鶴の中……溶けそう 俺はいつでも欲しいのに……」 耳元で囁きながら 私のポイントを探す 「最近、素直過ぎ ……どーしちゃったの?」 ホントに…… 最近の私……どーしちゃったの? 「タクミに……ん……ツ…… 色々と覚え……アッ…………させ……」 ほんの少しの私の変化を見逃さない 発見され ……跳ね上がる 「……られちゃったから?」 満足そうに余裕の笑顔で 攻め立てられ …………呆気なく限界に到達 いつもの意地悪が始まる…… ……と、覚悟して 高まる心臓を必死に逃していたのに 「……いいよ」 許されて 「タクミ……ッ…… お願い……そのまま……」 絡めた指に力が入り 一気に昇りつめ 呼吸が止まる …………もぅ……どうしたらいい?…… タクミに導かれ …………弾ける 私の余韻に合わせ ゆっくりと揺らされ 固まっていた体から………… …………力が抜けていく いつも焦らされてばかりだったから こんなことで…… ……甘~~く溶けていく
/1074ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20810人が本棚に入れています
本棚に追加