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「………黙ってれば良かったのか? 後から噂で知る方が イヤな気分になると思ったから 話したんだけど…… 好きでもない専務の娘を 押し付けられただけだよ まだ、どうなるかなんて先の事は 俺だってわからない けど千鶴は ずっと…… いつまでも…… 俺の彼女でいてくれよ そばに居て欲しいんだ……」 ずっと………? 彼女………? イラッ…… なんで? 私がなりたかったのは『彼女』だけど 永遠に彼女でいることは希望していない 先の事は、私だってわからない でも……今、わかるのは この先 啓介の隣に立って みんなの前で幸せそうに笑ってるのは …………きっと私じゃない なのに……どーして……? ねぇ、啓介? あなた 妙な事言ってるのわかってる? ふと…… ブタちゃんの話を思い出す ………………? 言い方変えたら これって…………セフレだよね? その瞬間 イライラが頂点に達した …………ボンッ!! 頭の中で 爆発が起きて 「バカにしないで!!」
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