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静けさの中……
腕の中で密着
優しく頬を撫でられ
「……愛してるよ」
タクミの柔らかい声が
私を安心させる
昔だったら
何人に言ったの?って疑っていたけど
タクミの内側を知って
もしかして
そんなに遊んでなかったのかな?
……なんて思ったり
「なぁ~~……」
「ん?」
腕枕してる手を回してきて
私のアゴを
クィッ……って持ち上げ
片方の手で
私の髪を掻き上げる
タクミのクッキリした強い瞳に
……吸い込まれてしまいそう
優しい唇が動き
「………………恋人やめない?」
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