あとがき

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この「ひだまりの君」を思い付いた時。 私は酷く病んでいました。 今から6年程前の話になりますが、当時付き合っていた彼氏に身も心もボロボロにやられていました。 月のほとんどをケンカしていては、仲直り。でもまたケンカになる。 本当に毎日毎日を泣いていました。 それでも嫌いになれず、私は好きなんだ…と、言っていました。 周りからは私がどんどん痩せていき、笑顔が無くなっていくことに、随分と心配を掛けてしまいました。 恋は盲目。 まさに当時の私はそれで、昔の人はよく言ったものだと思いました。 そしてついに些細なケンカから別れを告げられ、その内容も理解出来るものではなく。話をしたいとの申し出も無視され、音信不通になり、やがて自然消滅となりました。 また毎日を泣いて過ぎる日々。 もう病気でした。
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