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女「あのー、そこの少年さん。
すこしだけお時間よろしいですか?」
俺「…」
女「おーい…少年さん?聞こえてますか?」
…うるさい。
子供に声をかける女の声。
子供も子供だ。
返事も無しに無視とか
最近の子供は…
とかなんとか思いつつ振り返る。
…あれ?目があった?
黒髪ロング
左側に細い白髪メッシュのその女と
しっかりはっきり目があってしまった。
女「おっ、やっと振り返ってくれましたね!無視は流石に傷つきますよ。」
ん?だれ?
初対面だよな…?
女は少し不機嫌な表情を見せつつ
さらに続けた。
女「多分貴方で合ってると思うんですが…神様って、信じますか?」
え?なにこれ?なにこの人?
どうしよう…
これは、あれか?
ヤバイやつか?いや、そうだろう。
十中八九間違いなく。
八九と言わず十中十そうだろ。
俺「えーっと…あの、すいません。俺ちょっと用事がありまして…その、急いでますので…」
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