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「桜華…桜華…」
ハァ、ハァ…と息遣いが聞こえる。
低い声で私の名前を呼ぶ。
「っ…、やめて…」
「桜華、好きだよ…」
ハァ、ハァと相変わらず息遣いがする。
私の制服に手を伸ばしてくる
「っ!?やめて!、何なの!!」
私はその手を振り払って、自分の部屋に逃げた。
「桜華!!こっちに来なさい!!」
突然の大きい声に私の体は強ばった。
やばい、足が動かない…
「や、だ…やだよ…」
「大丈夫だ、優しくするから…」
そう言って、私の制服に手をかけた。
「いやぁぁぁぁああ!!」
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