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そうだ、美音。 これが守っていくべき存在なんだって、君を守らなきゃって。 その時守るものなんか1つもなかった俺に、その時守るものが生まれた。 あんなに小さいのに、あんなに生を思い知らせて来るもの。 その時まで知らなかった。 ねぇ美音、約束するよ。 きっと君を守ってみせるよ。 守ってみせるから。
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