第2部

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――あの日、震える私の手を取り、強気に笑って言われたその言葉。 『俺んところに、来い』 この言葉で、私の気持ちは決まった。 私が一生愛すべき人はこの人だと。 私の血が、細胞が、私の全てがそう叫んだ。 ――たとえそれが、許されないことだとしても。
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