義理の父と兄

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美緒は歩きながら母親に会ったことを太一に話そうと思った。 それから時間は流れやっと家に帰りついた美緒はキッチンに向かい袋から鯖を取り出した。 『鯖の煮付けだけじゃあれだから…他に何かないかな』 美緒は冷蔵庫を開き調べ始めた。 その後、美緒は冷蔵庫の中から豚の小間と胡瓜とキャベツを取り出した。 食材を並べた美緒は『鯖の煮付けと豚しゃぶを作るか』と言って料理を始めた。 それから2時間後、料理を作り終えた美緒はテーブルの上に2人分の皿と箸とコップを並べた。 その時、太一が帰宅した。 『ただいま』 『お帰りなさい』 美緒は太一に近づき口づけを交わした。 『食事の前に先に着替えてくる』 太一は寝室に行きスーツとズボンを脱ぐと普段着に着替えた。 その頃、美緒は鯖の煮付けと豚しゃぶを皿に盛りご飯も茶碗に盛った。 『美味しそうじゃないか』 太一は椅子に座った。 『太一さん見たいに美味しく出来てるといいんだけど』 美緒は向かい合って椅子に座り箸を掴むとご飯を食べ始めた。 『美緒が作る料理も美味しいじゃないか』 太一は鯖の煮付けをご飯にの上にのせ食べた。 『太一さん、仕事の事なんだけど』 『決まったのか』 『うん…お父さんの法律事務所で働くことになった…駄目かな…』 美緒は食事をしている太一をちらっと見た。 『いいんじゃないか、俺は反対しないよ』 『明日から出勤だから…』 『じゃあ今日は早く寝ようか』 太一は美緒の手を掴んだ。 美緒は黙って頷き椅子から立ち上がると太一と共に寝室に行った。 寝室についた太一と美緒は全裸になり口づけを交わすとそのままベットに倒れた。 太一は美緒にまたがり顔を見つめながら『明日からの仕事、頑張って』と言って太一は美緒の唇にキスをし体を重ねた。 『はい…太一さん…あ…』 美緒は太一に抱きつき愛撫に乱れた。 その後、美緒と太一は寄り添いながら眠りについた。 次の日の朝、いつものように先に目を覚ました太一はスーツとズボンに着替え寝室を出るとキッチンに行き美緒の朝ごはんを作り仕事に出掛けていった。 それからしばらくして目を覚ました美緒は普段着に着替え朝ごはんを食べると美緒は家を出て法律事務所に向かった。
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