本音

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
血塗られた銃で撃たれた私の身体には 45口径の弾丸が鈍く残る 胸が痛い 堪えられないと思った命は堪えて 堪えられるはずの涙が流れる おやすみなさいを聞いて 隣で目を覚ますのが好きだった 寝起きがいいのも 君だからだったのに いつからこの心地良い旋律に 不協和音が響くのか 手を離される位だったら 君の呼吸をとめて おやすみなさいを言ってあげる
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!