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「そうだったな」
俺達は席に座り会議をすることになった。
「今日は会議と言う会議じゃないんだけど。みんな、来週中間試験があるのはわかってるよね？」
七河は不安そうに尋ねていたが、中間試験の日にちがわからない奴はさすがに高校になっているわけはないだろう。
そう思っていた時期が俺にもありました。
あるものを見るまでは。
「「・・・・・・・・・・・・・」」
そう、青ざめてる剛と奈菜の表情を見るまでは。
「お前ら・・・まさかと思うが忘れてたのか？」
「うん」
「・・・忘れてた」
「でも純くん、まだ１週間あるから」
「「え、１週間！」」
そういい、奈菜は苦笑い。剛は絶望の表情になった。
「お前ら歯食いしばれ」
「まま待って純くん」
七河は慌てて止めに入った。
他の人は何をしてるかって、陣と前川は苦笑いをしていて、福天は笑っていた。
「ハァー」
「あと、これを言うのは申し分けないんだけど・・・・・」
七河はそう言い、剛の顔を見ていた。
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