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剛
英語4点、国語9点、社会11点、理科31点、数学24点
「剛・・・・・・帰れ」
俺は思わず本音が漏れてしまった。
「ちょ!それ酷い!?」
剛は半泣きになっていた。
「剛・・・・授業はちゃんと聞いているのか?」
前川は唖然としながら尋ねて来た。
「・・・・・・・・・・・」
だが、剛は返事を返さず汗だくになりながら顔をそらしていた。
「剛」
「聞いてませんでした・・・・・・」
「今から死ぬ気でやれ」
自分に言われてないのにわかる。
笑っているが、かなり怒ってるいることが。
剛は助けを必死に求めてきたが。
「じゃあ、やることも決まったし各自やることやるぞ」
当然のシカトするに決まっている。
やはり、福天は笑っていて、七河達は苦笑いをしていた。
ちなみに生徒会の仕事もテスト時間で終わった。
なので、3人に勉強を教えるだけである。
「じゃあ、匠先生に書類出してくるからやっとけよ」
俺はそう言い生徒会室を出た。
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