2419人が本棚に入れています
本棚に追加
/1316ページ
暗がりの道の端で、私は変質者に薄手のブラウスを引きちぎられた。
私は必死になって、叫び声を上げ、変質者に抵抗しようとするが、巨体のこの男の体は、女の私では、どうすることもできない。
私の頭の中に、悪夢がよぎった。
もしかして私は、こんな道端で、どこの誰だかもわからない変質者に襲われてしまうの?
もしかして私は、無理やりこの男の体を受け入れさせられるの?
そんなのはイヤだ。
もしそんなことになったならば、私は死んでしまいたい。
誰か助けて!
誰か……、誰か!
最初のコメントを投稿しよう!