第1章

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「僕の名前は、むつきだよ。って、思ったんだけどここ何処なの?」 ぼけぇーとしながら呑気に答えるむつきを鋭い視線で斎藤が見る。 「此処では目立つ。とりあえず、場所を変えよう。」 そう言い歩き出す。 「んじゃ、行きますよ、むつきさん。」 流されるままむつきは斎藤と沖田の後をついていく。 ************* 「ここ何処?」 ポツリと呟く。 そこには大きく壬生浪士組と書かれていた。
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