6人が本棚に入れています
本棚に追加
あまりの事に俺の脳裏に走馬灯が走る!
なんだ?
何でこうなった??
えと、たしか、いつもは武道場でやってる痛めた腰のリハビリのトレーニングをさ、たまには気分を変えようって思ってそれでこの公園に…そんで、たまたま落ちてたこの野球ボールで壁相手にキャッチボールしてそれで。
倒れているおっさんのスク水の食い込みからケツ毛が揺れる。
「おい! おい!」
ぶっ倒れるおっさんの肩を掴んでガクンガックン揺らしてみるが、だめだ、白目むいてまるで壊れた人形のようだ。
ああ! ヤバイ! やばいって!
どうすりゃ良い?
ここは…これはアレか?
どうすんだ?
人工呼吸か??
血迷った俺は、おっさんに唇をよせ______ひっ!
唇が触れる寸前、白目をむいていた目がグリンと回転し俺を凝視しその腫れぼったい脂ぎったぬらりと動く。
「うぎゃああああああああああああああ!!!」
俺はおっさんを放り出して、その場から全力で逃げ去った!
最初のコメントを投稿しよう!