氷結の魔術師&疾風の騎士VS闇に落ちし竜殺し

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「おや?そこに居るのは誰だい?」 洞窟の奥の方から誰かが近付いてくるのが分かりそちらの方に銃口を向けた 「誰ですか?」 若干殺気が混じった視線を向けるが向けられた方は少し苦笑を浮かべていた 「僕の名前は戦極凌馬って名前だよ。その学生証の持ち主だよ」 「そうですか。一応聞きますがどうしてここに?」 「学園の帰りに学園で噂話を耳にして旧校舎に来たら謎の空間に呑まれて、気が付いたらここにだよ」 「分かりました。それと学生証は返します」 「どうも。1つ聞きたい事があるんだが良いかね?」 学生証を戦極凌馬に渡すと少し興味が湧いたかの様な視線を向けてきた 「先程の君の発言からして君も転生者なのかな?」 普段なら違うと言うのだが今回に限っては答えることにしましょうか 「ええ、貴方よりも前に転生した者よ」 「そうかそうか。君があの有名な転生者か」 「有名?」 「こちらの話だよ。気にしないでくれ」 何と言うかこの人と話していると物凄く疲れるんですが……… 「退屈しのぎの小話なんだが実は僕は転生したは良いけど戦闘能力は皆無なんだよ。その代わりある物を研究しているんだよ」 「………何ですか?」 私の質問に戦極凌馬はニヤリと笑いまるで子供が将来の夢を話すかの様なキラキラとした視線で話し出してきた 「良く聞いてくれたよ!僕はね、この世界に来るまである研究をしていたんだよ!その研究と言うのがアーマードライダーの研究なんだよ!」 アーマードライダーって確か日曜日にやっている仮面ライダー鎧武でしたっけ? 「子供の頃に鎧武を見て僕はアーマードライダーを作り出そうと思ったんだよ。だけど研究して20年くらいたったんだけど肝心のロックシードがどうしても完成しなかったんだよ」 「ロックシードがって戦極ドライバーはどうなんですか?」 それち子供の頃に鎧武を見て20年くらいって単純に計算してこの人は23歳くらいですか? 「戦極ドライバーは研究して2年で作り出したよ。勿論作ったのは良いけど実践に投入は出来なかったけどね」 あー、やっぱりどの世界にも天才は居るんですね。仮面ライダーと言えば男の子の夢のヒーローの1つじゃないですか、それを作り出せるって……… 因みに私の初めて見た仮面ライダーは仮面ライダー龍騎です
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