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「今の内に止めを刺した方が良いよ!ブレードを一回下ろせば技が出るよ!」
戦極さんのアドバイスを素直に聞き入れブレードを一回下ろすと無双セイバーにエネルギーが溜まるのが分かる
「これで終わりです!」
『ソイヤッ!メロンスカッシュ!』
無双セイバーに溜まったエネルギーを斬撃の様に魔物に飛ばした
「が、ガアアアア!!」
ドカーーーンッ!!
メロンスカッシュを受けた魔物は数歩下がり大爆発して居なくなってしまった
変身を解除すると一斉に痛みが全身に回る
「ぐっ、無理は出来ませんか………」
「ここまで僕の試作品を使えるのは正直言って嬉しいよ!」
お構いなしに話し掛けてくる戦極さんに内心舌打ちをしてから立ち上がり飛ばされた場所に一旦戻ることにした
現実世界に戻った私達は今回の事はお互いの秘密にしてその日は終わることになった
「全く!何でエノーラは目を離すと何時も怪我ばっかするんだい!」
「すみません」
「1ヶ月にお前を治療した数が既に20は越えているんだが?それも半分以上が重傷だったんだが?」
「すみません」
部屋に戻った私は運悪く部屋に居た兄様達に見付かりお説教&治療を受けています
「この事は母さん達に報告するからな」
「僕も母さんに報告するからね」
「あうぅー、お母さん達のお説教が一番嫌ですぅぅ!!」
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