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「うにゅ、あれ俺は確か死んだはずじゃ?」
記憶を確かめる為に少し集中するがやっぱり引かれたのは覚えている
「あ、起きたんですね~♪」
現れたのは頭に輪っかを乗っけて背中に羽を生やしている美少女だった
「あー、誰ですか?」
「私の名前はシノと言います。それで十六夜様を迎えに来たんですよ」
「迎えに?」
「はい。十六夜様に会いたいと言う方が居られますので」
「分かりました」
そう言って立ち上がりシノさんの後ろを着いていくことにした
案内された場所は何て言うか何処かの会社の社長室みたいな場所だった
「あ、連れてきてくれたんだ」
椅子に座っていた超が着くほどのイケメンの男性が立ち上がり此方に来た
「…貴方は?」
「あ、自己紹介がまだだったね♪僕の名前はルーって言うんだよ♪」
そう言いルーさんは俺の両手をとって握手してきた
「えっと、貴方がお、自分に会いたいと言った人ですか?」
「そうだよ♪話をするから座って♪」
ソファーに座り対面にルーさんが座った
「先ずは君に謝らなきゃいけない事があってね」
あ、何かこの流れは予想着きそう
「君が死んでしまったのはこちら側のミスなんだ」
「ミスですか?」
「うん。原因は別の世界の神が君の世界に居るイケメンをこちら側に呼び出すために適当に見つけた君の魂を犠牲に召喚したんだ」
「………ほう」
今は押されろ。この人達のせいではない
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