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今日は武士道の心得より引用したいと思います。
サムライは、『感情』を顔に出すべからず。
武士道においては『不平不満』を並べ立てない不屈の勇気を持つこととされていた。
そして、礼の教訓もあり、『自己の悲しみ、苦しみ』を外面にだして
『他人の平穏』をかき乱すことがないように求めていた。
日本人はこの世界のどんな民族にも負けないくらいに
優しい感情をもった民族なのです。
同じく日本の女性にも武士道精神がはぐくまれ、
大和撫子魂ができあがったのでしょう。
子供を亡くした母親がその悲しみをまぎらわそうとして歌った俳句を紹介しましょう。
江戸中期の俳人
加賀の千代は
子供はいつもの
トンボとりにでか
けていないのだと
想像していた。
『蜻蛉(かげろう)
つり
今日はどこまで
行ったやら』
切ないですね。
己に勝つにはいつ
も心を安らかに保
たねばならないの
ですね。
それが強靱な精神
力を鍛えるためな
のです。
悲しいニュースを観るたび、この精神は何処へ行ったやらと残念でなりません。
『人を思いやるとは
己に勝つこと』
武士道の精神を
忘れないように
したいものです。
合掌
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