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「…今回はお前かよ」
「なんだ?不満か?」
俺たちは今ドラゴンがいるとされてる平原の近くに来ている。
その昔はアフリカ大陸と呼ばれていた所だ。
今回の同行者はエルー。
…野郎の二人旅?的な感じで大変寂しい。
因みにマキナとリザリーは学会がどうのこうので後から合流するとの事。
「当たり前だろ、何が悲しくて野郎二人なんだよ」
「たまには男同士もいいものだろう?」
「まあ気を使わなくていい分そうだが…」
ソレでもやっぱり女の子が欲しいぜ。
『私たちもいるよ!』
「…珍しいな」
エルーが珍しく背中にかけてた剣が人化してユリが現れた。
「全くだ、朝から珍しく起きてたと思えば連れて行けってうるさくてな」
『昨日の串焼きの対価として創造主の手伝いをしようと思ったの!』
『素直に少しの間だけでも創造主と一緒に居たい、と言えばいいものを…』
ため息を吐きながらファイも人化する。
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