第1章

6/12
84人が本棚に入れています
本棚に追加
/61ページ
ちょっとちょっと、なんなのこの人は! 入学早々、私巻き込まれてるよね?! 與「屋上、行くで」 宇「ちょっ、ちょっと…」 與さんは力が予想以上に強く、無言でついていくことにした。 ガチャッ… 宇「うわー…」 今日は快晴。大空が広がる屋上、そしてイケメン君。 宇「…ドラマかっ!」 與「ほんと、ごめんな、俺のせいで…」 彼の口から出た言葉は、意外なものだった。 宇「まあ、あの空気の中、クラスにはいられなかったし… あ、ありがとうございます…」 與「俺な、クールでヒューヒューもてはやされるのが好きな嫌な奴に見えるやろ?でも、実際俺あーいうの苦手なん笑 意外やろ?」 宇「あれ、意外といい人だったり? 與さんほんと色々怖い…笑」 そういって、2人で笑った。 見かけだけでいつも判断しちゃう私は本当ダメだなぁ。 與「あっ、保健室連れて行くって言ったし、俺は戻んなきゃっ。 宇野さん、じゃなくて宇野ちゃん、これからよろしくなっ!」 宇「よ、よろしくお願い…」 與「敬語禁止な~w」 そういって、與さんは屋上から出て行った。
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!