第5章 毒虫

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手際よく僕のシャツのボタンを外し 有無を言わせずベルトを解きながら。 「実はさ、親父の会社の金でギャンブルを」 「え?」 「使い込んじゃったんだ。億単位で」 神尾恭一はしらっと 場違いな告白をする。
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