第5章 毒虫

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大切な商品だ。 自分で食い尽くすことができないのが歯痒いのか。 「――きっと今までで最高値だ」 この時とばかり。 「ん……くっ……」 熱い吐息を洩らしながら 神尾は一心不乱に僕に吸いついた。
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