第6章 ドナドナ

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「こら。可愛い顔が台無しだ」 神尾は反抗的な目をした僕をなだめるように ふざけた手つきで頬を撫で回す。 「愛想よく尻尾を振って誘うんだ。分かったか?」 柔和な笑みは見せかけばかり。 冷酷な瞳をして囁きかける悪魔。
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