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「じゃあ、またあしたね」
ホテルから出て私は速攻タクシーに乗り込む。
「送っていくのに・・・・・・。」
そいつは悲しそうにタクシーに乗り込む私を見送る。
「そんなの悪いじゃんっ?私、あなたのこと愛してるから迷惑かけたくないの」
適当な言葉を並べて一緒に帰らない口実を言った。
「この後仕事なんだよね?あんまり無理しないでね?僕、アイカちゃんのためにいっぱい稼いでるんだから」
このあと仕事だなんてまっぴらな嘘。
このあとは違う男に会うのよ
馬鹿な男
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