第4章

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紫紋さんは酔っぱらいから私を助けてくれた。 「すまない。こんな夜中にお前を一人で出歩かせた俺の責任だ。」 「・・・・・・大丈夫・・・・・・。っ・・・・・・こわ・・・・・・かった・・・・・・」 泣きじゃくる私を優しく抱きしめてくれた。 なんだろう昔もこうやって、このぬくもりに抱きしめられた気がする。 ・・・・・・気のせいかな・・・・・・。
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