第1章

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「わあああ!!すごい!綺麗!!!・・・・・・でも・・・・・・こんな高そうなもの貰ってもいいんですか?私・・・・・・こんな高価なものばかり頂いて・・・・・・。重荷になってるんじゃないかって心配で」 今までにも幾度となく高価なものを貢いでくれる。ほとんどが質屋へ直行とは、流石に言えない。 「大丈夫。これは僕から君への気持ちだから。ほんの数百万だよ。こんなぐらい、いつでも買ってあげるからいつでも言っておいで・・・・・・それより」 そいつはテーブルの上に静かに鍵を出した。 それには2305号室と番号があしらわれていた。
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