59人が本棚に入れています
本棚に追加
ほんの少しの間――
俺は気を失っていた。
次に意識を戻した時、目の前にいたのは……
「アタシ……アタシ……」
「KIJI……?」
まばゆいぐらいに美しい……
一人の女性――
声がこだまする。
『探すがよい。お前たちの生きる意味を……』
『我が名は……七美』
『時に救世の神にして、時に反逆の神――』
『破壊と創造を司る――救世と反逆の神子――』
声はいつまでも、森をこだますのだった――
next
最初のコメントを投稿しよう!