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「わかったよ親父さん、せいぜい下手に出て調べてみるさ」
「お前顔を見られてるんだろう大丈夫か」
「こっちは照明の位置上暗かったんだ
それにサングラスしてたからまずわからないと思う」
「そうかとにかく気をつけろ」〉
彼は言った
「お仕事中すいません」
計器を覗いていた技師は顔を上げた
「はい何か?」
「ここで事件があったって聞いたんですが、この花束は、その供養なんですか?」
「事件、私は知りませんが、ちょっと聞いて見ましょうか」
「助かります
お願いします」
計器を覗いていた技師はポールを持って立っている若い男の方に行って聞いてくれた
計器を覗いていた技師は彼を手招きした
「あなた、彼が少し知ってるらしいですよ
直接聞いて下さい」
彼は小走りで走ってポールを持って立っている若い男の横へ行って言った
「すいませんお忙しい所」
「いえ、たいして知りませんが、確かに数ヶ月前殺害事件があったと聞いてます」
「五十ぐらいの男ですね
その方の名前」
「いえ、二十代の綺麗な娘さんだと聞いてます
首を絞められて殺されたようですが」
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