出会い

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驚いた事にその女性は道で見た女性だった 彼は思わず言った 「あなたは」 「はっ?」 「いや、知り合いと勘違いしまして」 「そうですか 平凡な顔ですから」 「(どこが平凡だよ)」 「あっそうそう、ここで若い女性が殺害されたと聞いたんですが」 「ええ、そう聞いてます(今日は少し派手な赤いワンピースか、何を着ても映えるな)」 「やった、ここまで来たかいがあったわ」 女性はケータイで写真を撮り始めた 彼は言った 「ちょっと失礼じゃないか」 女性は恐れ行って名刺を出した 「ごめんなさい私こう言うもんです」 名刺には、このように記載があった 週刊ラブリー編集部 唐沢愛美 「雑誌記者の方ですか? あの心霊特集」 「はっ?失礼ですけど、あなた同業者じゃないの?」 彼はやむおえなく名刺を渡した 「こう言うもんです」 女性は大きな目で名刺を見た 「有名IT企業の管理職さん なんでこの現場に」 彼はまた困った やはり本当の事は言えない 「実はここはネットで有名な心霊スポットで」 「えっ、あなたおいくつですか?」
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