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「いや、いくつと言われても」
「男の人っていつまで経っても子供ですね」
彼はカチンと来た
「じゃああなたは、何故写真とか」
「ここの他にもう一つ現場がありましたよね
そこへ案内して下さい」
「いや、私も前来た時と現場の雰囲気が」
「前にもいらっしゃったんですか
二回も心霊スポットに来たんですか？」
彼は口ごもった
『もうやけだ』
「そうです
悪いですか？」
愛美は呆れた顔で言った
「とにかくそこへ案内して下さい」
「何を言ってるんだ
勝手に行けよ」
彼は怒って行こうとするが、ふと、この女性から何か情報を得られるかもしれないと思い直して戻って 来た
彼は女性に謝った
「おとなげなかった
行きましょう」
二人は歩き出した
彼は突然言った
「性格直した方がいいですよ」
「えっ」
「男をバカにする性格です」
「バカにしてないわ」
「付き合った事あるんですか」
女性は顔を赤らめて怒った
「関係ないでしょ
なんで初対面のあなたなんかに
あなたこそ結婚してるんですか」
「してますよ」
「奥様は男の人を立てる優しい方なんでしょうね」
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