破滅への課題

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彼が名高の事務所?に行った時名高はGパンにテイシャツと言うラフな格好で体操していた 彼は見て言った 「たまには、それなりの格好しろよ」 名高は気がついた 「進展はあったようだな」 彼は洞口の名前を言おうとした 名高は言った 「そのまえに会計処理だ 安心しろ追加料金は発生しなかったぞ」 名高は封筒をポケットから出し彼に放った 封筒は小銭の音がした 彼は中から明細書を出して見て質問した 「あの、この式神厚生費ってなんですか」 「それは式神の皆さんに気持ち良く仕事してもらうため、普段から気配りを」 「じゃあ、この消費税って何ですか」 「細かい事はいいじゃないか、みんなつけてるんだから」 「これからは別料金と言う事ですか」 「そんな目で見るなよ、まるで俺がたかってるみたいじゃないか」 「(たかってるじゃないか)」 「なんだその目は、じゃあ君の考える相場はいくらだ いいか?俺は特殊技能だぞ、医者より弁護士より、本物の陰陽師は少ないんだからな」 「わかりました このカード満額までどうぞ、私が支払います」 彼は名高にカードを渡した 名高は言った 「わかりゃいいんだよわかりゃ ちゃんと精算はするからね
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