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そして必死に屋上に戻った
荒い息をしながら屋上に行くと若い警備員が上着を取ろうとしていた
『まずい、遺書を確保されたら』
兵部は怒鳴った
「何やってる、取るな指紋がつくぞ」
兵部は警備員の所へ飛び込んだ
兵部は言った
「もういい帰れ
俺が見ている」
「いやでも」
「素人には現場保全は出来ない、俺は元 警官だ
警察が来るまで野次馬達の整理をしろ
早く行け」
「わかりましたお願いします」
警備員は下に飛んで降りて行った
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