見殺し

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浮かんで来た 彼は冷蔵庫からビールを出して来て痛飲した。 彼の目から涙が流れて来た 「くそ、今更後悔したって遅いぞ 俺は悪い事は何もやってないんだ 仕方なかったんだ わかってくれるさ」 彼は震える手でビールの缶を握りしめた そしてビール缶を窓に供え拝んだ するとビール缶の蓋がはずれビールが外へ吹き出した 彼は唖然とした しかしそれ以上の異変は起こらなかった 彼は気のせいだと自分を落ちつかせた
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