異変は夢から始まった

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「なんで厚化粧なんだ」 「だっていっぱい汗をかくからお化粧が薄いと、すぐ落ちちゃうでしょ」 そう言いながら妻を赤らめた 彼は思った 妻ももう三十三、性に貪欲になる年齢なのかもしれない 我が妻ながらも、武道で腹筋が鍛えられてるとは言え、ぷっくり出た女腹、腰回りや尻の余分な肉 男から見てエロくなってると言う事は女の内部は、もっとエロくなってるのだと彼は思った 透明感のある稟とした妻だったが、ここまでエロくなれば、まわりがほっておくまい。 何よりも妻が欲求を我慢できないだろう 帰って来たら夫婦生活もしっかりやらないと、家庭にトラブルを抱える事になるなと彼は思った。 彼は言った 「わかった待ってる」 妻は肉が少しついて、寧ろくびれが逞しくなった腰と、一層尻周りが大きく出っ張った尻を振りながら寝室へ行った。 彼は妻の肉体に溺れる事で少しでも今の鬱蒼とした気持ちを解放出来るのではないかと多いに期待した。 妻の準備が整う間、彼は興奮を抑えなければならなかった こう言う時は何か別の事を考えるといいと聞いたが、彼には何も思いつかなかった なんとなく彼はダイニングを見渡した
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