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「まーた事件の話ー?あんたたちほんと熱心よねー。」
コーヒーを置き話に割って入ったのは、警視庁刑事課の冬田いずみ(ふゆた いずみ)。
日下と同期で、入社当時から仲が良かった。火野とも日下繋がりでよく絡んでいた。
「そいえばさ!近くに美味しいラーメン屋が出来たらしいんだけど、今度一緒に行かない?」
いつも明るく、意気揚々と二人に絡んでくる。
「今ちょっと事件の捜査で忙しいからなぁ。落ち着くまでは休んでもいられないんだ。」
「はいはい。いいわよ、友達と行くんだから!」
「悪いな。」
冬田はふて腐れながらどこか行ってしまった。
火野は内心残念がっていた。しかし、だからといって上司の日下に何か言えるはずもなく、ただ黙っていた。
(早いとこ事件解決しよ…)
二人は捜査を進めていった。
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